看護師の夜勤と準夜勤
２４時間体制の病院の場合は深夜も患者様がくるため、
２４時間病院は常に、交代して誰かが患者様の状態を把握しておかなければなりません。
看護師を目指す人に不可欠なものに、夜勤があります。
看護師の仕事時間はなにも日中と決まっているわけではありません。
２４時間の管理体制が必須の入院患者のいる病院ではなおさらのことです。
夜勤には２つの勤務形態があります。それは準夜勤と深夜勤と言われる業務形態です。
ちなみに２つの夜勤制度をとっているのは３交代制の病院で２交代制をとっている病院の場合、この両方を合わせて夜勤という時間帯になっています。
勤務の勤務時間帯についてですが、病院によって多少の違いがあります。でも、通常は夕方の４時半から深夜の０時までが勤務時間です。
そしてそのあとはいる深夜勤の人の勤務時間は夜中の０時から翌朝の８時半としている病院が一般的のようです。
夜勤は、眠ることができずに長時間の勤務を強いられるため、日中と比べるとやはり過酷な労働環境です。
ですから、いずれの夜勤についた場合でも手当がつくようになっています。各病院によって手当の額には差がありますが、
通常は準夜勤の場合は一回当たり３５００円、深夜勤の場合は一回当たり４６００円といった額が平均的です。
厚生労働省では、月に夜勤につくのは８回までというルールを呼び掛けています。
しかし看護師の人手不足の状態で回さなければいけない病院が多いので、この厚生労働省の通達を守っている病院はむしろ少ないのといわれています。
激務であるためできれば夜勤は避けたいという方もいるかもしれませんが、
中には、収入面が良いということがメリットから逆に夜勤で働きたいという人もいます。
最近では夜勤専属の看護師の求人もあります。
時間給制のパートの場合でも効率よくお金を稼ぐことができます。
病棟で勤務している看護師には、準夜勤と夜勤などから分けられています。
３交代制のシフトもあり、準夜勤とは、午後４時～午前０時までの勤務になっています。
２交代制の病院もありますが、最近では７割近くが３交代制での勤務となっています。
３交代制シフトの場合、１日２４時間を３分割して日勤・準夜勤・夜勤に分けています。
日勤勤務の場合、朝の８時半から夕方の４時半までのお仕事。
準夜勤の場合、夕方４時半から夜中０時までのお仕事。
夜勤の場合、夜中の０時から朝８時半までのお仕事となります。
この準夜勤・夜勤などの細かい時間分けは病院によって差がありますが、
３交代制の場合、一般的にこのような勤務形態が多いです。
また、看護師には引き継ぎなどがあるので３０分程度、仕事の終了時間が遅くなる場合もあります。
二交代制の勤務の場合、日勤と夜勤にわかれて勤務します。
１日１２時間労働と言う事になりますが、変則的な勤務などが組まれている病院も多く、
１６時間の当直と８時間という２交代制勤務や休日出勤して仕事をすることが多いことが現状です。
